2月18日,飯倉公館にて第13回日本国際漫画賞授賞式及びレセプションが開催されました。
「日本国際漫画賞」は,外務省が,海外への漫画文化の普及と漫画を通じた国際文化交流に貢献した漫画家を顕彰するもので,平成19年に麻生太郎外務大臣(当時)が創設した賞です。第13回目を迎える今回は66の国・地域から345作品の応募があり,最優秀賞1作品(イスラエル),優秀賞3作品(スペイン,タイ,ブラジル)を含む受賞15作品が選ばれました。
授賞式では,最優秀賞及び優秀賞の受賞者に対して賞状とトロフィーがそれぞれ授与され,授賞式後に続いて行われたレセプションでは,受賞者との交流が行われました。茂木大臣は挨拶の中で,漫画は国際的な影響力を及ぼし,世界の文化をより豊かなものとしていく,いわばプラットフォームとなっており,この日本国際漫画賞にも,世界各国・地域からたくさんのエントリーをいただいたが,その作風や込められたメッセージは多種多様であり,漫画の持つ表現力の多様性に改めて気付かされた旨述べました。また,里中審査委員長からは,漫画は多様な文化と感情,感性,哲学を語るとても素晴らしい世界であり,今年も多様な作品を見せていただき嬉しいとの講評がありました。
授賞式及びレセプションには,実行委員の白石さや氏,杉山恒太郎氏,フレデリック・L・ショット氏,横田清氏や,審査委員の一本木蛮氏,藤田力氏,三浦みつる氏をはじめ,国会議員,著名な漫画家,出版関係者,文化関係者等が多数出席しました。
最優秀賞・優秀賞受賞者は,(独)国際交流基金の招聘により来日し,授賞式及びレセプションへの出席のほか,出版社,アニメーションスタジオ,漫画関係ミュージアムなどを訪問します。
出典:外務省ホームページ
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